ザ・シンフォニカ第24回定期演奏会


日時チラシのイメージ
1998年7月19日(日)19時開演 (18時30分 開場)
場所
東京オペラシティ コンサートホール
チケット価格・座席区分
チケット価格
座席区分
S席 3,000円 1階平土間:3列〜29列
2階正面
A席 2,500円 1階平土間:30列〜31列
2階両サイドバルコニー
3階正面
B席 2,000円 3階両サイドバルコニー
オルガン前
指揮
今村 能(当団正指揮者)
曲目

チケット取扱い

誰にも心の故郷がある。中欧の森、それは我が心の故郷。
モルダウ川を中心に広がるボヘミアの森
そしてドナウ川のオーストリアの森だ!
その深い森の中で私は考えた。『この感動を誰かに伝えたい!』

今村 能

指揮者の紹介

指揮者:今村 能(Chikara Imamura)

国立音楽大学卒業。桐朋学園大学指揮科研究生修了。小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、高階正光、フランコ・フェラーラの各氏に師事。1977年、ベルリン・フィルハーモニーを指揮してカラヤン・コンクール・ジャパンに入賞。ヘルベルト・フォン・カラヤン氏の招きにより、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団オーケストラ・アカデミーに籍を置き、ザルツブルクとベルリンに留学。ミラノ・ホルヴァート氏に師事し、ザルツブルク夏季指揮者講習会で終了コンサートを指揮。1980年、グィド・カンテッリ・コンクールに入選し、ミラノ・スカラ座管弦楽団、イタリア放送交響楽団を指揮。1983年、フィテルベルク国際指揮者コンクールに優勝。以来ワルシャワ・フィルハーモニー、北ドイツ・フィルハーモニー、米国ウェスト・ヴァージニア・シンフォニー、ヘルシンキ・フィルハーモニー等を指揮して活躍。国内でもオーケストラ・アンサンブル金沢の専属指揮者を歴任、現在東京ハルモニア室内オーケストラの常任指揮者を務め『箱根の秋』音楽祭等で指揮している他、新日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団等、主要なプロ・オーケストラの指揮台に登場している。又多くの著名なソロ イストや、世界第一級のオーケストラのメンバーとも共演しており、パトリック・ガロワ(Fl)、オーフラ・ハーノイ(Vc)、クリスチャン・リンドバーク(Trb)、ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(Hr)、シーラ・アームストロング(Sop)、ジョン・シャーリー=クウォーク(Bar)、ウィーン木管アンサンブル、ミュンヘン・デュオ(Pf)等が共演者としてあげられる。現在母校国立音楽大学で後進の指導にもあたり、指揮法、オーケストラ、合唱、オペラと幅広く活躍している。現在ザ・シンフォニカ正指揮者、東京コンサート・シンガーズ常任指揮者、日本指揮者協会会員、日演連会員。

副指揮:山本訓久(Norihisa Yamamoto)

国立音楽大学音楽部器楽科(ユーフォニアム専攻)卒業。東京芸術大学大学院音楽研究科修了。指揮を山岡重信、高階正光、和声を新実徳英、ユーフォニアムを三浦徹、大石清の各氏に師事。94年文部省在外研究員として渡欧。ウィーン国立音楽大学指揮科に在籍し、U.ライオヴィッツ教授のクラスにてオーケストラ指揮法を学ぶ。現在、東京学芸大学音楽学科専任講師、桐朋学園大学講師。目黒区民交響楽団ミュージックアドヴァイザー・指揮者。


シンフォニカって、どんなオーケストラ?

「いつまでもいい音楽をやりたい」という共通の情熱を持つメンバーが集まってオーケストラを作ったのは1986年。結成当時のメンバーの中心は大学を卒業してまだ日の浅い社会人でした。

それから12年、私たちをとりまく社会は大きく変化し、団員それぞれの生活もまたさまざまに変わってきています。

日々職場で家庭で仕事に追われる私たちが音楽性や技術を磨いていくのは難しく、毎回の演奏会のプログラムは私たちに重くのしかかってきます。しかし一人ひとりがここで音楽ができることに喜びを感じで、できる限り高いレベルの演奏を目指して、力をつくす。それが私たち「ザ・シンフォニカ」の最大の長所だと考えています。

素晴らしい音楽から得られる何ものにも代え難い喜びを、聴きにきてくださるお客様と私たちで共有できれば最高です。


今後の演奏会情報

第25回定期演奏会:1999年2月7日(日)/昭和女子大学人見記念講堂/指揮: 三石 精一/曲目未定
第26回定期演奏会:1999年7月18日(日)/すみだトリフォニーホール/指揮: 十束 尚宏/曲目未定