ザ・シンフォニカ 第29回定期演奏会 | ||||||||||
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指揮者の紹介 | ||||||||||
金 洪才(キム・ホンジェ/Kim Hongje) | ||||||||||
桐朋学園大学で指揮を小澤征爾、秋山和慶、森正の各氏に師事。 1978年3月、東京シティ・フィル特別演奏会でデビュー。 1978年12月、桐朋学園オーケストラ第49回定期演奏会指揮。 1978年9月、第14回東京国際指揮コンクールにて第2位と初めての特別賞(斎藤秀雄賞)を併せて受賞。入賞記念コンサートで新日フィル他、国内6都市で共演し注目を集める。 1980年6月、テレビ番組「オーケストラがやって来た」専属指揮者オーディションで200数名の中から選ばれ話題となる。 1981年1月、NTV「私の音楽会」専属指揮者として読売日本交響楽団を指揮する。 1981年4月、東京シティ・フィルの指揮者就任。 1984年4月、名古屋フィルハーモニー交響楽団、1987年4月京都市交響楽団の指揮を歴任の傍ら、東京都交響楽団を始め全国主要オーケストラの定期演奏会、名曲コンサートなどに多数出演。 1988年7月、中国国立放送管弦楽団を指揮し好評を博す。 1989年3月、東京(東響、サントリーホール)、大阪(京響、ザ・シンフォニーホール)においてデビュー10周年特別演奏会を行う。 1989年よりベルリンにおいて著名な作曲家ユン・イサン氏の下で研鑽を積む。 1991年、帰国後ユン・イサン氏の作品(新日フィル、東響、京響、他)交響曲第2番、第3番を始め数多くの管弦楽作品を日本初演し、成功をおさめる。 特に1992年11月東京芸術劇場での交響曲第3番(新日フィル)は、NHK教育テレビでも放映され絶賛を博した。ユン・イサン氏はインタビューで、彼の指揮について「とても大胆かつ繊細で、曲をはっきりと把握し、自分の情緒の世界まで引き上げ、東洋的な神秘性、流動性をよく発揮した。私は高く評価している」と絶賛された。 1992年9月、コリアンシンフォニーオーケストラを指揮してニューヨーク・カーネギーホールでアメリカデビューを果たし、成功をおさめた。 1998年3月、「長野パラリンピック冬季競技大会」開会式セレモニーで指揮。 1998年、「次世代の音楽会を担う優秀な指揮者」に送られる渡邊暁雄音楽賞を受賞。 2000年10月、ソウルで開かれたアジア欧州会議(ASEM)の祝賀公演に招かれ韓国のKBS交響楽団を指揮し絶賛された。 |
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副指揮者の紹介 | ||||||||||
内藤 佳有(Karl Naito) | ||||||||||
東京生れ。東京大学工学部卒業。同研究室を経て、桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コース(指揮専攻)で音楽を学ぶ。 幼少よりピアノを、また東京大学在学中からチェロを始め、東京大学音楽部管弦楽団及びジュネス・ミュジカル・シンフォニー・オーケストラを中心に活躍し、ザ・シンフォニカの創立にも参画する。 演奏家としてはこれまで中山良夫、故大平貴規、廻由美子、若林暢、向山佳絵子、菊地知也、矢野晴子、野口千代光、半田美和子の各氏をはじめ数多くの音楽家と共演し、ロイヤルメトロポリタン管弦楽団、桐朋学園オーケストラ、同チェロアンサンブル、同大学卒業演奏会等に出演する。 指揮者としてはオペラから現代音楽まで幅広く活動し、最近では大阪市音楽団、ブルーメン・フィルハーモニー、グローバル・フィルハーモニック・オーケストラ、TAMA21交響楽団「第九」、桐朋学園Orchestra Alba、同シンフォニックウィンズ、同作曲科作品展、同チェロアンサンブル、東京オペラシンガーズ、二期会試演会、また一柳慧氏の推挙により氏のオペラ「モモ」を指揮する。共演した著名演奏家も、例えば菅原淳氏(打楽器)、山岸博氏(ホルン)、篠原正志氏(ギター)、山口裕子氏(ハープ)、名古屋木実氏(声楽)、浜田理恵氏(声楽)等々と多彩である。 これまでピアノを安藤仁一朗、故前川幸子、小林仁、藤井一興、チェロを清水勝雄、 毛利伯郎、室内楽を山口裕之、指揮を堤俊作の各氏に師事し、古楽演奏解釈では有田正広氏の薫陶を受ける。 現在二期会オペラ研修所指揮者、九州吹奏楽指揮者セミナー講師、ザ・シンフォニカ副指揮者。 |
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ザ・シンフォニカって、どんなオーケストラ? | ||||||||||
「いつまでもできる限りいい音楽をやりたい」という共通の情熱を持つメンバーが集まってオーケストラを作ったのは1986年。結成当時のメンバーの中心は大学を卒業してまだ日の浅い社会人でした。 それから14年、私たちをとりまく社会は大きく変化し、団員それぞれの生活もまたさまざまに変わってきています。 日々職場で家庭で仕事に追われる私たちが音楽性や技術を磨いていくのは難しく、毎回の演奏会のプログラムは私たちに重くのしかかってきます。しかし一人ひとりがここで音楽ができることに喜びを感じで、できる限り高いレベルの演奏を目指して、力をつくす。それが私たち「ザ・シンフォニカ」の最大の長所だと考えています。 素晴らしい音楽から得られる何ものにも代え難い喜びを、聴きにきてくださるお客様と私たちで共有できれば最高です。 |
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今後の演奏会情報 | ||||||||||
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