|
||||||||||
ザ・シンフォニカ 第30回定期演奏会 | ||||||||||
|
||||||||||
|
||||||||||
太陽系の天体が喚起するイメージを、スペクタクル性とクールな叙情味を兼ね備えたタッチで描きあげた「惑星」。1920年の初演以来、イギリスが生んだ管弦楽曲の名作として不動の地位を保つものです。おなじみ「木星」の中間部をはじめとする、旋律の美しさも印象的。 そのホルストの親友にあたるヴォーン・ウィリアムズが残した9つの交響曲でも、最高傑作の呼び声が高い第5番は、1943年の所産。後に完成された宗教的題材による歌劇とも関係が深く、ノスタルジックなただずまいの中、敬虔な祈りや哀歓の念が交錯していきます。 |
||||||||||
|
||||||||||
指揮者の紹介 | ||||||||||
今村 能(Chikara Imamura) | ||||||||||
1999年にルドルフ・バウムガルトナーやヤン・クレンツ等と共にフィテルベルク国際指揮者コンクールの審査員を務めた今村能は、2000年、ベルリン・コンツェルト・ハウス定期公演、ザルツブルク大聖堂ミサ(ザルツブルク・モーツァルテウム管メンバー)やプラハ公演(ヴィルトゥオージ・プラゲンシス)、オランダでの「蝶々夫人」8公演(ポーランド国立ウッチ大劇場引越し公演)を大成功に導き、2001年秋にアムステルダムを初めオランダ各地での「蝶々夫人」再演(9公演)が決定している。 1976年国立音楽大学卒業。1978年桐朋学園大学指揮科研究生修了。小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、高階正光、フランコ・フェッラーラ各氏に師事。 1977年カラヤン・コンクール・ジャパンに入賞し、ベルリン・フィルを指揮。マエストロ・カラヤンの招きでベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーに留学、ベルリン、ザルツブルク、ウィーン、ミラノでオペラとシンフォニー指揮者としての研鑚を積む。又、”ベルリン・フィル12人のチェリストたち”の練習指揮者を務める。 1980年グィド・カンテッリ国際指揮者コンクール・ファイナリスト。ミラノ・スカラ・フィル、ミラノ・イタリア放送響、デンマーク放送響を指揮。ザルツブルク国際指揮者講習会コンクール・ファイナリスト。オーストリア放送響音楽監督・ミラン・ホルヴァート氏にも師事。仙台フィルハーモニー指揮者(1981-83)、ジュネス・ミュジカル・シンフォニー・オーケストラ指揮者。ハインリッヒ・ホルライザー、朝比奈隆、山田一雄、岩城宏之、小林研一郎各氏のアシスタントを務める。武満徹企画「ミュージック・トゥデイ」で活躍。 1983年フィテルベルク国際指揮者コンクールに優勝。ワルシャワ・フィル、ヘルシンキ・フィル、北ドイツ・フィル、デンマーク・オアフス交響楽団、チェコ・カールス・バード響、ポーランド放送響、シンフォニア・ヴァルソヴィア、クラコフ・フィル、ポズナン・フィル、米国ウェスト・ヴァージニア響等を指揮。 国内ではNHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー、新星日本交響楽団、日本フィルハーモニー、東京交響楽団、東京フィルハーモニー、大阪フィルハーモニー、札幌交響楽団、九州交響楽団、名古屋フィルハーモニー、群馬交響楽団他全国の優秀なプロ・オーケストラを指揮。 オーケストラ・アンサンブル金沢専属指揮者(1988-89)、東京ハルモニア室内オーケストラ常任指揮者(1990-96)、箱根の秋音楽祭常任指揮者(1990-96)を歴任。現在国立音楽大学指揮法講師(1995-)、国立音楽大学オペラ研究会指揮者、オーケストラ・ドゥ・プレジール常任指揮者、ドイツ・ホーフ交響楽団客演指揮者。ポーランド国立シレジア・フィル、同ポズナン・フィル、同ウッチ・ルービンシュタイン・フィル、ポーランド国立ウッチ大劇場常任客演指揮者。 最近の批評
推薦文
|
||||||||||
|
||||||||||
副指揮者の紹介 | ||||||||||
内藤 佳有(Karl Naito) | ||||||||||
東京生れ。東京大学工学部卒業。同研究室を経て、桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コース(指揮専攻)で音楽を学ぶ。 幼少よりピアノを、また東京大学在学中からチェロを始め、東京大学音楽部管弦楽団及びジュネス・ミュジカル・シンフォニー・オーケストラを中心に活躍し、ザ・シンフォニカの創立にも参画する。 演奏家としてはこれまで中山良夫、故大平貴規、廻由美子、若林暢、向山佳絵子、菊地知也、矢野晴子、野口千代光、半田美和子の各氏をはじめ数多くの音楽家と共演し、ロイヤルメトロポリタン管弦楽団、桐朋学園オーケストラ、同チェロアンサンブル、同大学卒業演奏会等に出演する。 指揮者としてはオペラから現代音楽まで幅広く活動し、最近では大阪市音楽団、ブルーメン・フィルハーモニー、グローバル・フィルハーモニック・オーケストラ、TAMA21交響楽団「第九」、桐朋学園 Orchestra Alba、同シンフォニックウィンズ、同作曲科作品展、同チェロアンサンブル、東京オペラシンガーズ、二期会試演会、また一柳慧氏の推挙により氏のオペラ「モモ」を指揮する。共演した著名演奏家も、例えば菅原淳氏(打楽器)、山岸博氏(ホルン)、篠原正志氏(ギター)、山口裕子氏(ハープ)、名古屋木実氏(声楽)、浜田理恵氏(声楽)等々と多彩である。 これまでピアノを安藤仁一朗、故前川幸子、小林仁、藤井一興、チェロを清水勝雄、毛利伯郎、室内楽を山口裕之、指揮を堤俊作の各氏に師事し、古楽演奏解釈では有田正広氏の薫陶を受ける。 現在二期会オペラ研修所指揮者、九州吹奏楽指揮者セミナー講師、ザ・シンフォニカ副指揮者。 |
||||||||||
|
||||||||||
ザ・シンフォニカって、どんなオーケストラ? | ||||||||||
「いつまでもできる限りいい音楽をやりたい」という共通の情熱を持つメンバーが集まってオーケストラを作ったのは1986年。結成当時のメンバーの中心は大学を卒業してまだ日の浅い社会人でした。 それから15年、私たちをとりまく社会は大きく変化し、団員それぞれの生活もまたさまざまに変わってきています。 日々職場で家庭で仕事に追われる私たちが音楽性や技術を磨いていくのは難しく、毎回の演奏会のプログラムは私たちに重くのしかかってきます。しかし一人ひとりがここで音楽ができることに喜びを感じで、できる限り高いレベルの演奏を目指して、力をつくす。それが私たち「ザ・シンフォニカ」の最大の長所だと考えています。 素晴らしい音楽から得られる何ものにも代え難い喜びを、聴きにきてくださるお客様と私たちで共有できれば最高です。 |
||||||||||
|
||||||||||
今後の演奏会情報 | ||||||||||
|
||||||||||
|