ザ・シンフォニカ 第38回定期演奏会

2005年6月26日(日) 14:00開演 (13:30開場)
すみだトリフォニーホール  大ホール
キンボー・イシイ=エトウ
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調作品70
(Dmitry Shostakovich:Symphony No.9 in E flat major op.70)
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
(Anton Bruckner:Symphonie Nr.9 d-moll)
ケット価格
自由席:2,500円(当日券あり、13時より発売)
ケット取扱い
チケットぴあ 0570-02-9990 (Pコード:198-281)
トリフォニーホール・チケットセンター 03-5608-1212
問い合わせ先
ザ・シンフォニカ事務局
※未就学児の客席へのご入場は、ご遠慮いただいております。
児サービスのご案内
小さなお子さまを持つ方々にもごゆっくりコンサートをお楽しみいただけるように、開演30分前より託児サービスを設けます。託児料の一部として、2歳以上のお子様おひとりにつき2,000円をご負担いただく予定です。
(2歳未満のお子さまについては別途ご相談ください)

揮者の
キンボー・イシイ=エトウ (Kimbo Ishii-Eto)
Photo of Kimbo Ishii-Etoニューヨークを中心にヨーロッパ、アジアで活躍しているキンボー・イシイ=エトウは、今後が期待される指揮者の一人として注目されている。 現在、ニューヨーク州カユーガ室内管弦楽団の音楽監督。2000年から2004年まで、ベルリン・コーミッシェ・オーパーの指揮者陣の一人として定期的に客演しており、「トゥーランドット」、「フィデリオ」、「リゴレット」、「魔笛」、「売られた花嫁」、ツェムリンスキーの「フィレンツェの悲劇」、「Der Zwerg」等のほか、オーケストラ・コンサートでも指揮をしている。 ゲスト・コンダクターとして、コスタ・リカ国立交響楽団、ポツダム室内アカデミー、ドイツ室内管弦楽団、アウグスブルク歌劇場管弦楽団、ボーフム交響楽団(ドイツ)、スロヴァキア・フィル、マンチェスター・カメラータ、シレジア・フィル(ポーランド)、ソナユラン交響楽団(デンマーク)、ボストン交響楽団室内管弦楽団、リマ・フィル(ペルー)、上海交響楽団、台湾国家交響楽団、中国放送交響楽団等を指揮しているほか、2006年にはコンセルトヘボーへのデビューとなる、ネザーランド・フィルへの客演も決定している。 日本においては、NHK交響楽団、新日本フィル、読売日本交響楽団、日本フィル、群馬交響楽団、名古屋フィル、京都市交響楽団、大阪シンフォニカー、九州交響楽団等を指揮している。 幼少期を日本で過ごしヴァイオリンを風岡裕氏に学ぶ。12歳で渡欧、引き続きヴァイオリンをウィーン市立音楽院でワルター・バリリ、ジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイ、ヒョー・カンの各氏に学んだ後に指揮に転向。 1992年より小澤征爾、マイケル・チャーリー、小松長生の各氏に指揮法を師事、また、マネス音楽院にて楽曲分析及び作曲法を学ぶ。1993年、1995年のタングルウッド音楽祭に奨学生として参加し、グスタフ・マイヤー、レナード・スラットキン、デイヴィット・ジンマン、サイモン・ラトル各氏に師事。 1995年、デンマークで開催されたニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで4位に入賞。 1996年から98年まで、ボストン交響楽団とニューヨーク・フィルの定期演奏会、及びタングルウッド音楽祭にて小澤征爾、サイモン・ラトル、ベルナルド・ハイティンク、ジェイムズ・コンロン、アンドレ・プレヴィン各氏の副指揮者を務めた。 (2005年2月現在)/(photo kameda)

指揮者の
内藤 佳有 (Karl Naito)
東京大学卒業。桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コース(指揮専攻)で音楽を学ぶ。ピアニストとして「日本の作曲家’97」、ロイヤルメトロポリタン管弦楽団、桐朋学園大学卒業演奏会、ザ・シンフォニカ定期演奏会などに出演、2002〜4年日本クラシック音楽コンクールに於て伴奏者としてグランプリ・最高位に貢献する。
指揮者として大阪市音楽団、都響アンサンブル・アロイヴ、TAMA21交響楽団「第九」、東京オペラシンガーズ、二期会試演会、一柳慧氏の推挙により氏のオペラ「モモ」を指揮、また上野学園創立100周年記念定期演奏会(横山幸雄、矢部達哉、原田禎夫、島崎智子、村上曜子の各氏と共演)を大成功に導く一方、アシスタントとして三石精一、早川正昭、H.シェレンベルガー(元ベルリン・フィル)、E.マッツォーラ、金洪才、今村能、現田茂夫、山下一史、キンボー・イシイ=エトウの各氏らの信頼も厚い。
二期会オペラ研修所指揮者、東京オペラ・プロデュース副指揮者、尚美学園講師を歴任し、現在、東京農業大学農友会管弦楽団常任指揮者、みたかジュニア・オーケストラ及びクール・ブリアーン指揮者、ザ・シンフォニカ副指揮者、上野学園大学非常勤講師。

ザ・シンフォニカよりごあいさつ
ザ・シンフォニカ発足は1986年。大学を卒業したての新米社会人と学生が中心でした。 当時は、若さに任せて持てる時間と体力をフルに楽器にぶつけていましたが、19年の歳月は 団員の平均年齢を確実に上昇させました。職場や家庭での責任が増え、楽器を触る時間は減る ばかり。しかし、成功や挫折、結婚や出産、友人や家族との別れ、仲間の去就往来など、 人生の機微を味わい、その経験はザ・シンフォニカの音楽に生かされているものと自負して おります。
また、現在の団員は20代〜40代とジェネレーションを越えて広がり、変化や様々な状況を団結の 糧として取り込み、大人の演奏集団へと歩み続けています。聴衆の皆様も、団員家族・友人だけ でなく、教え子や子供の世代にも広がりました。演奏自体に興味を持ってご来場くださる方も増え、 今では小学生〜80代の幅広い方々に支えて頂いております。

今回もまた、お客様にお楽しみいただけますよう、団員一同演奏会に向けて取り組んでおります。ひとりでも多くのお客様のご来場いただけましたら、幸いです。

後の奏会
日付 演奏会 演奏会場 指揮者 曲目
2006年02月19日(日)
14時開演(予定)
第39回定演 すみだトリフォニーホール 山下一史 プロコフィエフ:交響曲第5番
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
R.シュトラウス:4つの最後の歌
2006年07月29日(土)
夕刻開演(予定)
第40回定演 サントリーホール 飯守泰次郎 未定

前回演奏会情報
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