ザ・シンフォニカ 第39回定期演奏会

2006年2月19日(日) 14:00開演 (13:30開場)
すみだトリフォニーホール  大ホール
山下 一史
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
(Johannes Brahms : Variations on a theme by Haydn op.56a)
R.シュトラウス:四つの最後の歌 (ソプラノ:大倉由紀枝)
(Richard Strauss : Four last songs)
プロコフィエフ:交響曲第5番
(Sergei Prokofiev : Symphony No.5 in B flat major op.100)
ケット価格
自由席:2,500円(当日券あり、13時より発売)
ケット取扱い
チケットぴあ 0570-02-9990 (Pコード:215-064)
トリフォニーホール・チケットセンター 03-5608-1212
問い合わせ先
ザ・シンフォニカ事務局
※未就学児の客席へのご入場は、ご遠慮いただいております。
児サービスのご案内
小さなお子さまを持つ方々にもごゆっくりコンサートをお楽しみいただけるように、開演30分前より託児サービスを設けます。託児料の一部として、2歳以上のお子様おひとりにつき2,000円をご負担いただく予定です。
(2歳未満のお子さまについては別途ご相談ください)

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揮者の
山下 一史 (Kazufumi Yamashita )
Photo of Kazufumi
 Yamashita 1977年桐朋学園高校音楽科に入学。チェロを井上頼豊氏に、指揮を尾高忠明、小澤征爾、秋山和慶、(故)森正の各氏に師事。
 1982年「第17回民音指揮コンクール」で奨励賞を受賞。
 1984年桐朋学園大学を卒業後、ベルリン芸術大学に留学、1986年デンマークで開かれたニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで優勝する。
 1985年12月からヘルベルト・フォン・カラヤンの亡くなるまで彼のアシスタントをつとめ、86年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会で、急遽、急病のカラヤンの代役として、ジーンス姿のまま「第9」を指揮し、話題となった。その成功以来、ザルツブルク・フィングステン音楽祭でカラヤンのスタンバイ指揮者として契約、以後、デンマーク放送交響楽団、ライナス交響楽団、ソンダーイルランド交響楽団などを指揮、着実にヨーロッパでの実績を重ね、1993年から1998年までヘルシンボリ交響楽団(スウェーデン)の首席客演指揮者をつとめた。1998、1999年と連続して、スウェーデンの名門、マルメ交響楽団の定期公演、1999年3月にはオークランド交響楽団(ニュージーランド)の定期公演に出演した。
 日本国内では1988年「若い芽のコンサート」でNHK交響楽団を指揮してデビューを飾り、以後、国内の主要オーケストラに定期的に出演し、好評を得ている。NHK交響楽団の副指揮者(88年〜95年)、オーケストラ・アンサンブル金沢のプリンシパル・ゲスト・コンダクター(91年〜93年)、九州交響楽団の常任指揮者(96年〜99年)をつとめた。現代作品の演奏にも定評があり、1996年日本音楽コンクール作曲部門の指揮において審査員特別賞を受賞した。大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウスでは2001年夏のモーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》公演に続き、2002年夏のモーツァルト《魔笛》公演、2003年春のレオンカヴァルロ《道化師》、夏のモーツァルト《フィガロの結婚》、秋の松村禎三《沈黙》、2004年夏の《ドン・ジョヴァンニ》、同年秋の《ヴォツェック》はそれぞれ高い評価を得ており、本格的なオペラ・プロジェクトへの意欲に満ちた取り組みに、ますます大きな注目を集めている。
2002年4月よりオペラハウス管弦楽団常任指揮者を務めている。

唱者の
大倉 由紀枝 (Yukie Okura) ソプラノ
 国立音楽大学卒業。東京芸術大学大学院修了。1978年 第13回民音コンクール第1位受賞。1979年 イタリアに留学。1981年『カプレッティ家とモンテッキ家』のジュリエッタでデビュー。その後『ジャンニ・スキッキ』のラウレッタ、『ドン・ジョヴァンニ』のドンナ・アンナ、ドンナ・エルヴィーラ、『コジ・ファン・トゥッテ』のフィオルデリージ、小澤征爾指揮『ホフマン物語』のソプラノの四役、『魔笛』のパミーナ等を演じ好評を博す。また、1990年2月の二期会創立40年記念公演『お蝶夫人』ではタイトルロールを演じ、絶賛される。1993年二期会公演『シモン・ボッカネグラ』でアメリア、1995年『黒船』で主役お吉を演じる。1998年9月には新国立劇場・二期会共催公演『アラベッラ』タイトルロールを見事に歌いあげた。2002年2月二期会創立50周年記念公演『フィガロの結婚』伯爵夫人で好評を博し、続いて2003年1−2月新国立劇場『アラベッラ』のタイトル・ロール、2003年7月二期会=ケルン市立歌劇場共同制作ギュンター・クレーマー演出『ばらの騎士』の元師夫人と相次いでR.シュトラウスの大役を演じて喝采を浴びるなど、透明感を持ちながらも力強さも備えた希有な声質と、常に安定した歌唱をもって、大舞台を次々と成功へ導いている。コンサート活動に於いては、小澤征爾指揮サイトウキネンオーケストラによるマーラー「交響曲第2番(復活)」や、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト、ヴェルディ「レクイエム」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、ブリテン「戦争レクイエム」等幅広いレパートリーを持ち、特にN響定期オネゲル「火刑台上のジャンヌ・ダルク」(若杉弘指揮)では聖女マルグリットを歌い高い評価を得る。最近ではペーター・シュライヤー指揮ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」ほか、N響「第九」のソリストを務めたことが記憶に新しい。これまで国内外の著名な指揮者やオーケストラと数多く共演しており、実力と華を兼ね備えた日本を代表するソプラノの一人である。  二期会会員

指揮者の
内藤 佳有 (Karl Naito)
「With respect and love!(Kimbo Ishii-Eto)」

 東京大学卒業。桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コース (指揮専攻)で音楽を学ぶ。ピアニストとして「日本の作曲家’97」、ロイヤルメトロポリタン管弦楽団、桐朋学園大学卒業演奏会、ザ・シンフォニカ定期演奏会などに出演、2002〜4年日本クラシック音楽コンクールに於て伴奏者としてグランプリ・最高位に貢献する。指揮者として大阪市音楽団、都響アンサンブル・アロイヴ、TAMA21交響楽団「第九」、東京オペラシンガーズ、二期会試演会、一柳慧氏の推挙により氏のオペラ「モモ」を指揮、また上野学園創立100周年記念定期演奏会(横山幸雄、矢部達哉、原田禎夫、島崎智子、村上曜子の各氏と共演)を大成功に導く一方、アシスタントとして三石精一、早川正昭、H.シェレンベルガー、E.マッツォーラ、金洪才、今村能、現田茂夫、山下一史、キンボー・イシイ=エトウの各氏らの信頼も厚い。二期会オペラ研修所指揮者、東京オペラ・プロデュース副指揮者、尚美学園講師を歴任し、現在、東京農業大学農友会管弦楽団常任指揮者、みたかジュニア・オーケストラ及びクール・ブリアーン指揮者、ザ・シンフォニカ副指揮者、上野学園大学非常勤講師。2005年11月より新日フィルで音楽監督C.アルミンク氏のアシスタントを行っている。

ザ・シンフォニカよりごあいさつ
ザ・シンフォニカは、大学を卒業したての新米社会人と学生を 中心に『良い音楽をやりたい』と、1986年に発足しました。 現在、メンバーは20代から40代、年齢も職業も幅の広い構成の、 『良い音楽』への思いが益々盛んな、少し大人の演奏集団と なりました。
今回は、いつもザ・シンフォニカの新たな可能性を引き出して 下さる指揮者・山下一史先生と、日本を代表するソプラノ・ 大倉由紀枝先生をお迎えして演奏します。
この素晴らしい先生方と同じステージに立てることは、団員に とって、大きな喜びです。
会場に足を運んでくださる皆様と、素敵な時間を分かち合えます ことを、団員一同、心より願っております。

後の奏会
日付 演奏会 演奏会場 指揮者 曲目
2006年07月29日(土)
18時30分開演(予定)
第40回定演 サントリーホール 飯守泰次郎 マーラー/交響曲第7番
バッハ(シェーンベルク編曲)/前奏曲とフーガ BMW552
2007年02月11日(日)
午後開演(予定)
第41回定演 すみだトリフォニーホール 大山平一郎 未定

前回演奏会情報
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