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ザ・シンフォニカ 第44回定期演奏会 |
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- 日時
- 2008年 7月13日(日) 14:00開演
(13:30開場)
- 場所
- 東京オペラシティ コンサートホール
- 指揮
- 手塚幸紀
- 曲目
- モーツァルト/歌劇「魔笛」序曲
Wolfgang Amadeus Mozart(1756-1791): Ouverture zur Oper "Die Zuberflote" K.620
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
ヴァイオリン独奏
加藤知子
Johannes Brahms(1833-1897):Konzert fur Violine und Orchester D-dur Op.77
R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 作品30
Richard Strauss(1864-1949): "Also Sprach Zarathustra" Tondichtung (frei nach Friedrich Nietzsche) fur grosses Orchester Op.30
- チケット価格
- 自由席:2,500円
- チケット取扱い
- チケットぴあ(Pコード290-388)
0570(02)9990
東京オペラシティチケットセンター
03(5353)9999
- お問い合わせ
- ザ・シンフォニカ事務局
- 託児サービスのご案内
- 小さなお子さまをもつ方々にもごゆっくりコンサートをお楽しみいただけるように、開演30分前より託児サービスを設けます。託児料の一部として、お子様おひとりにつき0,1歳児3,000円、2歳児以上2,000円をご負担いただきます。事前のご予約が必要となります(定員制)。
- ※未就学児の客席へのご入場はご遠慮いただいております。
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指揮者の紹介 |
手塚幸紀(Yukinori Tezuka) |
東京に生まれる。1958年東京芸術大学器楽科にフルートで入学。1960年より一年間、齋藤秀雄氏のもとで指揮法を学び、1962年より学内で指揮活動を行う。1964年に東京芸術大学指揮科に再入学、渡邊暁雄、山田一雄両氏に師事する。
1967年民音指揮者コンクールで第一位を受賞し、注目を集める。翌1968年東京芸術大学卒業と同時にヨーロッパ各地を回り、ベルリンで学ぶ。この間にベルリン放送交響楽団などを指揮する。1969年帰国。1970年2月日本フィルハーモニー交響楽団指揮者に就任、日本フィルをはじめ各オーケストラの定期演奏会や、テレビ、ラジオに出演し活動を広げる。1971年文化庁派遣海外研修員としてヨーロッパ、アメリカで研修を積み、翌年帰国。
1972年から1983年まで大阪フィルハーモニー交響楽団指揮者、1983年から1985年まで京都市交響楽団正指揮者を務めた。また1972年、新日本フィルハーモニー交響楽団が創立されると、同団の指揮者団のひとりとして招かれ、1992年までの在籍中しばしば指揮台に立ち、同団の発展に寄与した。さらに1987年から1992年まで群馬交響楽団常任指揮者、1996年から2000年までは神奈川フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者を歴任した。
2001年冬、咽頭癌が発見されたため手術を受け、一時的に声を失ない指揮活動の停止を余儀なくされたが、その後見事に復活し、現在ではフリーの指揮者として日本の全国のオーケストラに客演している。
これまでに、日生劇場でのモーツァルト・オペラ3部作、ウェーバーのオペラ「魔弾の射手」の上演、新日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会でのショスタコーヴィッチの交響曲演奏、愛知県芸術劇場でのオペラ「蝶々夫人」の上演などは特に高く評価された。
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ヴァイオリン独奏者の紹介 |
加藤知子(Tomoko Kato) |
4歳よりヴァイオリンを始め、三瓶詠子、故久保田良作、江藤俊哉の各氏に師事。
第47回日本音楽コンクール・ヴァイオリン部門第1位、レウカディア賞受賞。翌年の海外派遣コンクールで特別賞受賞。1980年桐朋学園大学卒業。同8月、タングルウッド音楽祭に参加、メイヤー賞受賞。ローレンス・レッサーに師事。アスペン音楽祭、マールボーロ音楽祭に出演、ルドルフ・ゼルキンらの指導を受ける。
1981年文化庁派遣研修員として2年間、ジュリアード音楽院に留学。
1982年第7回チャイコフスキー国際コンクール第2位受賞。
1983年帰国。以来国内はもとよりアメリカ、ヨーロッパ、南米、韓国、中国、モスクワ等各地でオーケストラとの共演やリサイタル、室内楽へ出演し常に高い評価を受けている。コロムビアより「イザイ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」「朝の歌〜エルガー作品集」「バッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲」等をリリースしている。
桐朋学園大学教授。
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副指揮者の紹介 |
内藤 佳有 (Karl Naito) |
「With respect and love!(Kimbo Ishii-Eto)」
東京大学卒業後、桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマ・コース
(指揮専攻)で空前の成績を修める。ピアニストとして「日本の作曲家’97」、ロイヤルメトロポリタン管弦楽団、桐朋学園大学卒業演奏会、ザ・シンフォニカ定期演奏会などに出演、2002〜04、06年日本クラシック音楽コンクールにおいて伴奏者としてグランプリ・最高位に貢献する。指揮者として新日フィル、大阪市音楽団、都響アンサンブル・アロイヴ、TAMA21交響楽団「第九」、東京オペラシンガーズ、二期会試演会、栗友会合唱団、一柳慧氏の推挙により氏のオペラ「モモ」等を指揮、また上野学園創立100周年記念定期演奏会(横山幸雄、矢部達哉、原田禎夫、島崎智子、村上曜子の各氏と共演)を大成功に導く一方、アシスタントとしてG.ボッセ、三石精一、早川正昭、飯守泰次郎、大山平一郎、H.シェレンベルガー、金洪才、今村能、松尾葉子、現田茂夫、山下一史、E.マッツォーラ、キンボー・イシイ=エトウの各氏らの信頼も厚い。二期会オペラ研修所指揮者、東京オペラ・プロデュース副指揮者、尚美学園講師を歴任し、現在、東京農業大学農友会管弦楽団常任指揮者、みたかジュニア・オーケストラ及びクール・ブリアーン指揮者、ザ・シンフォニカ副指揮者、三鷹市芸術文化振興財団理事、上野学園大学非常勤講師。2005年より新日フィルで音楽監督C.アルミンク氏のアシスタントを務めている。 |
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曲目の紹介 |
モーツァルト/歌劇「魔笛」序曲 K.620 |
モーツァルトが35歳の若さで亡くなる2ヶ月前に書き上げた、当代随一の興行師シカネーダーとのコラボによる、大スペクタクルオペラ「魔笛」。ピラミッドと椰子のあるエキゾチックな雰囲気の舞台上で、実際に火を焚いたり、滝を落としたりと、大仕掛けな舞台は、当時の人々の度肝を抜きました。初演こそ、準備不足で反応はイマイチだったものの、その後、人気はうなぎのぼり。各地で再演されました。内容そのものは荒唐無稽な所もありますが、曲がすばらしく、ゲーテやベートーヴェンにも愛されました。序曲も単独で好んで演奏される、人気の高い曲です。混沌とした闇の世界から光明と秩序の世界に至る過程を約7分間に凝縮しています。
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ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77 |
ブラームスが作曲家として歩みだした19世紀後半には、ベルリオーズ、リスト、ワーグナーといった強い個性を打ち出した作曲家たちが活躍していましたが、彼はドイツ古典派の伝統を活かしつつ新しい作品を作り上げることに心をくだいていました。そんな中1853年にハンガリーの名バイオリニスト、ヨアヒムに出会います。ヨアヒムはシューマンにブラームスを紹介し彼のドイツ楽壇での地位確立に一役買っていますが、この作品の作曲にも様々なアドバイスをしています。1878年にペルチャハの美しい自然の中で書き上げられたこの作品は明るい開放感に満ち溢れ、ベートーヴェン、メンデルスゾーンの作品とともに「三大ヴァイオリン協奏曲」と言われています。
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R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 作品30 |
キューブリック監督の映画『2001年宇宙の旅』の冒頭に、知恵を得た猿人が骨を砕くシーンがあります。非常に印象的なこの場面で、トランペットから始まる壮大なテーマが流れます。これが『ツァラトゥストラはかく語りき』の導入部分であり、この交響詩は聞いたことがないという方でも、あの映画の冒頭といえばおわかりいただけることでしょう。ドイツの哲学者ニーチェの同名の著書から着想を得て作られたこの曲は、実に100名を要する巨大な編成、華麗で緻密な管弦楽法が特徴的で、演奏者にはかなり高度な技術が要求されます。若くして、すでに熟達した技法を得ていたシュトラウスの実力がいかんなく発揮された名作といえるでしょう。 |
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ザ・シンフォニカよりごあいさつ |
ザ・シンフォニカは1986年、大学を卒業したての新米社会人と学生を中心に発足しました。20周年も越え、メンバーの大半が職場や家庭で重要な役割を担う世代になり、時間的な制約が厳しくなる中、「良い音楽」への思いを強くし、何よりも「このオーケストラが好きだ」という気持ちで現在まで活動を続けてきました。
今回は手塚幸紀先生を初めてお迎えし、ドイツもの3曲に取り組みます。ひとりでも多くのお客様が、私どもと演奏を通して素敵な時間を共有してくださることを願いつつ、団員一同、練習に励んでいます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
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今後の演奏会情報 |
日付 |
演奏会 |
演奏会場 |
指揮者 |
曲目 |
2009年02月22日(日) 14時開演(予定) |
第45回定演 |
すみだトリフォニーホール |
大山平一郎 |
ブラームス 大学祝典序曲
エルガー 「エニグマ」変奏曲
メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」 |
2009年07月19日(日) 14時開演(予定) |
第46回定演 |
東京オペラシティ コンサートホール |
キンボー・イシイ=エトウ |
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前回演奏会情報 ザ・シンフォニカのページへ
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