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ザ・シンフォニカ 第52回定期演奏会 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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指揮者の紹介 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大山 平一郎(Heiichiro Ohyama) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
現在、米国のサンタ・バーバラ室内管弦楽団 音楽監督兼常任指揮者。CHANEL Pygmalion Days Special Concert Series アーティスティック・ディレクター。ヴィオリスト、室内楽奏者としても高く評価されている。
ヴァイオリンを東儀祐二、江藤俊哉、鷲見三郎各氏に師事。桐朋学園、英国のギルドホール音楽学校を経て、米国インディアナ大学でプリムローズ、リッチ、ギンゴールド、シュタルケル各氏に師事。1979年にジュリーニが率いるロサンジェルス・フィルの首席ヴィオラ奏者に任命され入団。1987年プレヴィンに同楽団の副指揮者に任命される。1990年より世界各国のオーケストラ・音楽祭にて客演。
1999年から本格的に日本での指揮活動を開始。1999年から5年間、九州交響楽団の常任指揮者、2004年〜2008年大阪シンフォニカー交響楽団(現、大阪交響楽団)のミュージックアドバイザー・首席指揮者、2007年〜2009年ながさき音楽祭音楽監督を歴任。2008年大阪シンフォニカー交響楽団定期演奏会での指揮で、文化庁芸術祭「芸術祭優秀賞」を受賞。故園田高弘氏と九州交響楽団によるベートーヴェン“ピアノ協奏曲全集“とブラームス“ピアノ協奏曲第一番”のCDは高い評価を受けている。
大山平一郎オフィシャル・ウェブサイト:www.heiichiro.jp
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曲目の紹介 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ブリテン/「青少年のための管弦楽入門」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
誰もが音楽の授業で聞いた覚えのあるこの曲。英国の作曲家、B.ブリテンが第二次大戦直後の1945年12月、教育映画のため作曲しました。
17世紀の英国の作曲家、H.パーセルの主題に続き、弦、木管、金管、打楽器の各セクションが変奏曲を演奏。各楽器を個別に紹介したあとフーガに入り、最後は主題とフーガが交錯しながら壮麗に曲を閉じます。
楽器の特徴を説明する「語り」入りバージョンもありますが、今回は語りなしで演奏します。
R.シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」 |
R.シュトラウスの最初の交響詩であり、彼の出世作ともなったのがこの曲です。スペインの伝説上の放蕩児ドン・ファンは、多くの女性を毒牙にかける悪役的イメージでとらえられることが多いですが、ハンガリー出身の詩人レーナウは、視点を変え、至高の女性を追い求める理想主義的人物として描きました。そのレーナウの詩に触発され作曲されたこの作品は、理想を追求するドン・ファンの勇壮な姿や女性との愛欲の世界を色彩豊かに歌い上げています。
| ブラームス/交響曲第4番ホ短調 |
ブラームスの交響曲は、その傑作ぶりや作風からベートーヴェンの交響曲にたとえられ、第1番は「交響曲第10番」、第2番は「田園」、第3番は「英雄」と呼ばれます。この第4番だけはそのような呼称がなく、内容・形式ともに最もブラームスらしいと言ってよいでしょう。1885年の初演では、1楽章が1回、3楽章が2回アンコールされたと言われるブラームス最後の交響曲。情感たっぷりのブラームスの世界に酔いしれてください。
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| ザ・シンフォニカよりごあいさつ |
ザ・シンフォニカは1986年、大学を卒業したての新米社会人と学生を中心に発足しました。25周年を越えた現在、メンバーの大半が職場や家庭で重要な役割を担う世代になりましたが、時間的な制約が厳しくなる中、「良い音楽」への思いを強くし、何よりも「このオーケストラが好きだ」という気持ちで活動を続けてきました。
今回は大山平一郎先生を1年半ぶりにお迎えし、ドイツ・ロマン派の作曲家であるブラームス、R.シュトラウスと、イギリス近代の作曲家、ブリテンの作品に取り組みます。ひとりでも多くのお客様が、私どもと演奏を通して素敵な時間を共有してくださることを願いつつ、団員一同、練習に励んでいます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。 |
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今後の演奏会情報 |
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