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ザ・シンフォニカ 第58回定期演奏会 | |||||||||||
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指揮者の紹介 | |||||||||||
キンボー・イシイ(Kimbo Ishii) | |||||||||||
現在、ドイツ・マグデブルク劇場音楽総監督。欧米を中心に日本でも活躍している。 これまでに、ニューヨーク州カユーガ室内管弦楽団音楽監督、ベルリン・コミッシェ・オーパー首席カペルマイスター、テキサス州アマリロ交響楽団音楽監督、大阪交響楽団首席客演指揮者を歴任。 現在在籍中のマグデブルク劇場では『魔弾の射手』『マクベス』『イエヌーファ』『蝶々夫人』『ホフマン物語』『後宮からの逃走』『トリスタンとイゾルデ』『薔薇の騎士』などを指揮。今後『コジ・ファン・トゥッテ』『ラ・ボエーム』を予定している。 これまでに客演指揮者として、ドレスデン・フィル、ドイツ室内管、アウグスブルク歌劇場管、ネザーランド・フィル、スロヴァキア・フィル、マンチェスター・カメラータ、ボストン響室内管、コスタ・リカ国立響、上海響、N響、読響、都響、名フィル、九響、札響等を指揮。 幼少期を日本で過ごし12歳で渡欧。ウィーン市立音楽院、ジュリアード音楽院でヴァイオリンの研鑽を積んだが、左手の故障のためヴァイオリンを断念、指揮に転向する。 その後、小松長生、マイケル・チャーリー、小澤征爾、サイモン・ラトル等に師事。1995年、ニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで4位に入賞。 2010年、「第9回斎藤秀雄メモリアル基金賞」指揮者部門受賞。 www.kimboishii.com | |||||||||||
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曲目の紹介 | |||||||||||
シベリウス/交響曲第1番 ホ短調 | |||||||||||
シベリウスが「カレリア」組曲、交響詩「フィンランディア」などにつづき、19世紀末に完成した最初の交響曲。随所にフィンランドの自然を感じさせる作品です。ティンパニを伴うクラリネット独奏で始まる第1楽章、静かな森や湖の風景を思わせる第2楽章、3拍子のリズムが印象的なスケルツォの第3楽章、快活なリズムと雄大なメロディーが印象的な第4楽章という古典的な構成で、最後は弦楽器のピチカートで静かに曲を閉じます。 | |||||||||||
ニールセン/交響曲第4番「不滅」 | |||||||||||
今から約100年前の1914年。サラエボ事件が発端となって、長きにわたる第一次世界大戦が勃発しました。デンマークが誇るシンフォニストであるカール・ニールセンの4番目の交響曲は、このように暗く不安な時代の最中に作られています。単一楽章というユニークな形式によるこの交響曲は、オーケストラの強烈な前打音によって開始され、緊迫感に満ちた展開が続きますが、最後には人間の魂の「不滅」が確信を持って掲げられます。 | |||||||||||
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ザ・シンフォニカよりごあいさつ | |||||||||||
ザ・シンフォニカは1986年、大学を卒業したての新米社会人と学生を中心に発足しました。25周年を越えた現在、メンバーの大半が職場や家庭で重要な役割を担う世代になりましたが、時間的な制約が厳しくなる中、「良い音楽」への思いを強くし、何よりも「このオーケストラが好きだ」という気持ちで現在まで活動を続けてきました。 今回はキンボー・イシイ先生を6年ぶりにお迎えし、北欧の作曲家シベリウスとニールセンの作品に取り組みます。奇しくも同じ年に生まれた2人は、今年生誕150周年を迎えます。ひとりでも多くのお客様が、私どもと演奏を通して素敵な時間を共有してくださることを願いつつ、団員一同、練習に励んでいます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。 | |||||||||||
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今後の演奏会情報 | |||||||||||
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