ザ・シンフォニカ 創立30周年記念  第60回定期演奏会

2016年7月17日(日)14:00開演 (13:30開場)
サントリーホール  大ホール
三石精一
ワーグナー/「ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲」
Richard Wagner(1813-1883):Vorspiel zur Oper Die Meistersinger von Nürnberg

リヒャルト・シュトラウス/交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
Richard Strauss(1864-1949): Till Eulenspiegels lustige Streiche

マーラー/交響曲第1番 ニ長調
Gustav Mahler (1860-1911): Symphonie Nr.1 D-dur
ケット価格
全席指定:2,500円
ケット取扱い
チケットぴあ 0570(02)9999
サントリーホールチケットセンター 0570(55)0017
チケットぴあでは、2016/7/14(木) の23時59分まで、サントリーホールチケットセンターでは、2016/7/14(木)までお取り扱いしております。(いずれもチケットが無くなり次第終了します。)ザ・シンフォニカ事務局では、チケットをお取り扱いしておりません。
また、会場にて13時00分より当日売りいたします。(現金扱いのみ。当日売りの予約は受け付けておりません。)
問い合わせ
ザ・シンフォニカ事務局
児サービスのご案内
小さなお子さまをもつ方々にもごゆっくりコンサートをお楽しみいただけるように、開演30分前より託児サービスを設けます。託児料の一部として、お子様おひとりにつき0・1歳児3,000円、2歳児以上2,000円をご負担いただきます。事前のご予約が必要となります。(定員制)
お申し込み・お問い合わせは、イベント託児・マザーズへ。

※未就学児の客席へのご入場はご遠慮いただいております。

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揮者の
三石 精一(Seiichi Mitsuishi)
東京芸大指揮科卒、1956年メノッティ「泥棒とオールドミス」「電話」の指揮でデビュー後、ABC交響楽団等を中心として演奏活動をする一方、藤原歌劇団において1959年ブリトゥン「小さな煙突掃除」ラヴェル「スペインの時」の日本初演を指揮するなど、オペラやバレーを数多く指揮。1969年読売日本交響楽団を指揮して初リサイタルを開催し、極めて高い評価を得る。1977年文化庁在外研修員としてウィーン及びミュンヘンにおいて研鑽を積んだ後、読売日本交響楽団に専任指揮者として迎えられ、1981年のヨーロッパ公演に同行し東ベルリンなどで絶賛を博す。1986年退団後、全国各地に客演を重ねる。1997年、東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団の設立に当り、同団音楽監督・常任指揮者に就任し、2011年に退任する迄の15年間、同団の発展に多大な貢献を果す。東京音楽大学名誉教授、(社)E.カニングハム記念青少年音楽協会代表理事

曲目の紹介
ワーグナー/ニュルンベルクのマイスタージンガー 前奏曲
クラシック音楽愛好家の間で「マイスタ」と呼ばれているこの曲は、ドイツの作曲家R.ワーグナーによって作曲されました。彼のオペラとしては珍しく人間味あふれる喜劇であることや、親しみやすく思わず口ずさんでしまう旋律が数多くあることから、多くの人に愛されています。第一幕への前奏曲は、劇中に用いられる主要なライトモティーフ(示導動機)が次々と現れ、長大な映画のダイジェストを見るような充実感のある一曲です。

R. シュトラウス/交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
14世紀ドイツに実在したとも言われるティル・オイレンシュピーゲルは、身近な人々のみならず、王族や聖職者といった権力者に対しても、からかいやいたずらを仕掛けたという伝説的道化者です。そんなティルによる「いたずら」の数々を、オーケストレーションの達人リヒャルト・シュトラウスが軽妙洒脱な音の絵巻に仕立てました。「むかしむかしあるところに…」から始まるティルの物語を存分にお楽しみください。

マーラー/交響曲第1番 ニ長調
マーラー最初の交響曲であるこの第1番は、歌劇場の指揮者として活躍し始めた若き日の作品で、当初は交響詩として作曲されました。自然の描写や軍楽隊の響き、舞曲や民謡の要素など、彼の個性がすでに色濃く反映されています。どの楽章も明快な旋律に溢れていますが、特に、冒頭に表れる4度音程の楽想が終楽章で勝利の凱歌として回帰していくさまは、大編成のオーケストラの圧倒的な音響と相まって大きな興奮を生み出しています。

ザ・シンフォニカよりごあいさつ
ザ・シンフォニカは1986年、大学を卒業したての新米社会人と学生を中心に発足し、今年30周年を迎えました。メンバーの大半が職場や家庭で重要な役割を担う世代となり、時間的な制約が厳しくなる中、「良い音楽」への思いを強くし、何よりも「このオーケストラが好きだ」という気持ちで現在まで活動を続けてきました。
第60回の記念となる今回は、第59回に引き続き三石精一先生をお迎えし、ワーグナー、R.シュトラウス、マーラーの作品に取り組みます。ひとりでも多くのお客様が、私どもと演奏を通して素敵な時間を共有してくださることを願いつつ、団員一同、練習に励んでいます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

後の奏会
日付 演奏会 演奏会場 指揮者 曲目
2017年2月19日(日)
第61回定演 すみだトリフォニーホール 高関 健 ブラッハー/パガニーニの主題による変奏曲
ブルックナー/交響曲第5番 変ロ長調

前回演奏会情報
ザ・シンフォニカのページへ
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