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ザ・シンフォニカ 第61回定期演奏会 | |||||||||||
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指揮者の紹介 | |||||||||||
高関 健(Ken Takaseki) | |||||||||||
京都市交響楽団 常任首席客演指揮者、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者。 桐朋学園在学中の1977年カラヤン指揮者コンクールジャパンで優勝。ベルリンでカラヤン氏のアシスタントを務め、タングルウッド音楽祭でもバーンスタイン、小澤征爾らに指導を受けた。 日本のオーケストラはもとより、ウィーン響、オスロ・フィル、ベルリン・ドイツ響、クラングフォーラム・ウィーン、ケルン放送響などに客演。2013年2月にはサンクトペテルブルグ・フィル定期演奏会を指揮、ロシアの名門オーケストラから豊潤な響きを引き出し、聴衆や楽員から大絶賛を受け、2017年4月の定期演奏会で再び共演が予定されている。。 広島響音楽監督・常任指揮者、新日本フィル正指揮者、大阪センチュリー響常任指揮者、群馬響音楽監督、札幌響正指揮者などを歴任。 オペラでは新国立劇場公演「夕鶴」、大阪カレッジオペラ「ピーター・グライムズ」などで好評を博し、ブーレーズ京都賞受賞記念ワークショップではブーレーズ氏から、シチェドリン作品日本初演でアルゲリッチ氏・マイスキー氏からその演奏を絶賛されるなど、ソリストからも絶大な信頼を得ている。 第4回渡邉暁雄音楽基金音楽賞(1996年)、第10回斉藤秀雄メモリアル基金賞(2011年)を受賞。 東京芸術大学音楽学部指揮科教授。 twitter.com/KenTakaseki | |||||||||||
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曲目の紹介 | |||||||||||
ブラッハー/パガニーニの主題による変奏曲 | |||||||||||
ブラッハーは1903年に中国で生まれドイツで活躍した作曲家です。本作は1947年に初演され、彼の世界的な名声を確立しました。リスト、ブラームス、ラフマニノフといった先輩作曲家も同じ主題による傑作を残しています。ブラッハーはジャズ風のスイングや野心的な管弦楽法で、おなじみの旋律を20世紀に仕立て直しました。それはまるで「オーケストラのための協奏曲」。シンフォニカが誇る名手の競演をお楽しみ下さい。
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ブルックナー/交響曲第5番変ロ長調(原典版 1878) | |||||||||||
ブルックナーの交響曲第5番が作曲されたのは、彼が作曲家として認められず、経済的に困窮していた時期にあたります。苦しい中で書かれたこの曲は対位法、コラール風楽想など彼の特徴がよく表れたものとなりました。低弦楽器のピチカートに乗って弦楽器の旋律により静かに始まり、最後にはコラール風のテーマが奏され、巨大な音の構築物が現出するこの曲を、ブルックナーにひときわ愛着をお持ちの高関先生の指揮でお楽しみください。
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ザ・シンフォニカよりごあいさつ | |||||||||||
ザ・シンフォニカは1986年、大学を卒業したての新米社会人と学生を中心に発足しました。30周年を越えた現在、メンバーの大半が職場や家庭で重要な役割を担う世代になりましたが、時間的な制約が厳しくなる中、「良い音楽」への思いを強くし、何よりも「このオーケストラが好きだ」という気持ちで現在まで活動を続けてきました。
今回は第57回に引き続き高関健先生をお迎えし、ドイツ現代音楽の作曲家ブラッハーと、オーストリアの後期ロマン派の作曲家ブルックナーの作品に取り組みます。ひとりでも多くのお客様が、私どもと演奏を通して素敵な時間を共有してくださることを願いつつ、団員一同、練習に励んでいます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
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今後の演奏会情報 | |||||||||||
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| 前回演奏会情報 ザ・シンフォニカのページへ |
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