ザ・シンフォニカ 第63回定期演奏会

2018年2月12日(月祝)14:00開演 (13:30開場)
すみだトリフォニーホール 大ホール
矢崎 彦太郎
Hikotaro Yazaki
モーリス・ラヴェル:高雅で感傷的なヴァルス
Maurice Ravel (1875-1937): Valses nobles et sentimentales

モーリス・ラヴェル:バレエ音楽「マ・メール・ロワ」(ナレーションつき)
ナレーション 中井 美穂
Maurice Ravel (1875-1937): Ma mère l’Oye, ballet (Miho Nakai / narration)
セルゲイ・プロコフィエフ:交響曲第7番嬰ハ短調 作品131
Sergei Prokofiev (1891-1953): Symphony No. 7 in C-sharp minor. Op. 131
ケット価格
自由席:2,500円
ケット取扱い
チケットぴあ 0570(02)9999
トリフォニーホールチケットセンター 03 (5608) 1212

チケットぴあでは2月8日(木)まで、トリフォニーホールチケットセンターでは演奏会前日の18時までお取り扱いしております。ザ・シンフォニカ事務局では、チケットをお取り扱いしておりません。
また、会場にて13時より当日売りいたします。(現金扱いのみ。当日売りの予約は受け付けておりません。)
問い合わせ
ザ・シンフォニカ事務局
児サービスのご案内
小さなお子さまをもつ方々にもごゆっくりコンサートをお楽しみいただけるように、開演30分前より託児サービスを設けます。託児料の一部として、お子様おひとりにつき0・1歳児3,000円、2歳児以上2,000円をご負担いただきます。事前のご予約が必要となります。(定員制)
お申し込み・お問い合わせは、イベント託児・マザーズへ。

※未就学児の客席へのご入場はご遠慮いただいております。

上記画像をクリックすると、チラシ表面を表示できます。
こちらからチラシ裏面を表示できます。

揮者の
矢崎 彦太郎(Hikotaro Yazaki)
1947年東京生まれ。4才よりピアノを始め、上智大学数学科に学んだ後、同大学から東京芸術大学指揮科に再入学、金子登、渡邊暁雄、山田一雄各氏に指揮法を学んだ。 日本フィル指揮研究員として小澤征爾の助手を務めた後、東京ユース・シンフォニー・オーケストラのスイス演奏旅行に同行、公演後ヨーロッパ各地を移り住みながら、スワロフスキー、チェリビダッケなどに師事。 ブザンソン国際指揮者コンクールなどに入賞を果たし、1975年ボーンマス交響楽団皮切りに本格的に指揮活動を開始、BBC響などに招かれる。1979年よりパリに拠点を移す一方、同年には東京交響楽団定期を指揮し日本にも本格的なデビューを果たす。また、ダニエル・ルスュール作曲「オンディーヌ」の世界初演でオペラにも活動の場を広げて以来、ボルドー歌劇場、二期会、関西二期会にも招かれている。
これまでに、東京交響楽団指揮者、旧西ドイツホフ交響楽団(西独)音楽監督・首席指揮者、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団首席客演指揮者、バンコク交響楽団音楽監督・首席指揮者、ジャカルタのヌサンタラ交響楽団音楽監督などを歴任。 現在は、2010年よりバンコク・シルパコン・サマー・ミュージック・スクール・ミュージック・アドバイザー、2015年よりバンコク・プロムジカ・オーケストラ客演指揮者を務めている。 2000年フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエを、2008年には同オフィシエ勲章を受勲。2002年エクソンモービル音楽賞奨励賞を受賞。 パリ在住。


曲目の紹介
ラヴェル/高雅で感傷的なヴァルス
1911年、ラヴェルはシューベルトのワルツ集(「高雅なワルツ」「34の感傷的なワルツ集」)に倣って8曲からなるピアノ曲を作曲者を伏せて演奏する匿名演奏会で発表します。素朴で簡潔な中にも随所に斬新な和声が組み込まれたこの曲の作曲者を当てた人は半数程度だったそうです。その後、依頼をうけて、たった2週間で管弦楽曲に編曲し、翌1912年、バレエ曲「アデライド、または花言葉」(台本もラヴェル自身)として初演されました。

ラヴェル/バレエ音楽「マ・メール・ロワ」
フランスの作曲家ラヴェルのバレエ第1作で、「マザー・グース」の物語に由来するタイトルのこの曲は、友人夫妻の子供たちのために作曲された5曲からなるピアノ連弾曲でした。今回演奏するバレエ音楽は、連弾曲のバレエ化を依頼されたラヴェルが、自身で全体をひとつの台本にまとめると共に、新たに前奏曲や間奏曲等を加えてオーケストラ版に編曲したものです。さらに今回は、中井美穂さんによるナレーション付きでお贈りします。

プロコフィエフ/交響曲第7番嬰ハ短調
20世紀前半を代表する作曲家プロコフィエフの最晩年の作品です。青少年に捧げる意向を持って作曲されましたが、自身の華やかなりし青春時代を懐古しているようでもあります。メロディアスで叙情にあふれ、リズミカルで軽妙洒脱。先鋭な現代感覚と古典的な様式美が見事に共存し、同時代の音楽にありがちな難解さは微塵もありません。数奇な運命をたどったプロコフィエフが最後に辿り着いた独特の世界をお楽しみ下さい。


ザ・シンフォニカよりごあいさつ
ザ・シンフォニカは1986年、大学を卒業したての新米社会人と学生を中心に発足しました。30周年を越えた現在、メンバーの大半が職場や家庭で重要な役割を担う世代となり、時間的な制約が厳しくなる中、「良い音楽」への思いを強くし、何よりも「このオーケストラが好きだ」という気持ちで現在まで活動を続けてきました。
今回は矢崎彦太郎先生をお迎えし、ラヴェル、プロコフィエフの作品に取り組みます。ひとりでも多くのお客様が、私どもと演奏を通して素敵な時間を共有してくださることを願いつつ、団員一同、練習に励んでいます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。


後の奏会
日付 演奏会 演奏会場 指揮者 曲目
2018年 7月 8日(日)
第64回定演 オペラシティコンサートホール 阪 哲朗 ヨハン・シュトラウスⅡ 喜歌劇「こうもり」序曲
シュトラウス一族のワルツ、ポルカ集
シューベルト(ウェーベルン編曲) 6つのドイツ舞曲
リヒャルト・シュトラウス 楽劇「ばらの騎士」より
2019年 3月17日(日)
第65回定演 東京芸術劇場コンサートホール 海老原 光

前回演奏会情報
ザ・シンフォニカのページへ
メール送信