ザ・シンフォニカ 第65回定期演奏会

2019年3月17日(日)14:00開演 (13:30開場)
東京芸術劇場 コンサートホール
海老原 光
Hikaru Ebihara
チャイコフスキー:幻想序曲『ロミオとジュリエット』
Pyotr Ilyich Tchaikovsky (1840-1893) Romeo and Juliet, Fantasy-Overture

リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 作品34
Nikolay Andreyevich Rimsky-Korsakov (1844-1908) Capriccio Espagnol Op. 34

ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調 作品44
Sergey Vasilyevich Rachmaninoff (1873-1943) Symphony No. 3 A minor Op.44

ケット価格
全席指定:2,500円
ケット取扱い 
チケットぴあ 0570(02)9999 
東京芸術劇場ボックスオフィス  0570(010)296 
チケットぴあでは3月14日(木)まで販売しております。ザ・シンフォニカ事務局では、チケットをお取り扱いしておりません。
また、会場にて13時より当日売りいたします。(現金扱いのみ。当日売りの予約は受け付けておりません。)
問い合わせ
ザ・シンフォニカ事務局

未就学児の客席へのご入場はご遠慮いただいております。

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揮者の
海老原 光(Hikaru Ebihara)
2007年ロブロ・フォン・マタチッチ国際指揮者コンクールで第3位、2009年ニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで第6位入賞。2010年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールでは審査員特別賞を受賞。2010年から2015年9月まで東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団アソシエイト・コンダクターを務めた。 1974年鹿児島生まれ。鹿児島ラ・サール中学校・高等学校、東京芸術大学を卒業、同大学院修了。その後、ハンガリー国立歌劇場にて研鑽を積む。2004年から2006年まで東京シティ・フィルハ-モニック管弦楽団指揮研究員を務め、飯守泰次郎、矢崎彦太郎両氏の薫陶を受ける。指揮を小林研一郎、高階正光、コヴァーチ・ヤーノシュ、ユリウス・カールマー、ペシュコ・ゾルタン各氏に師事。これまでに国内の主要オーケストラと共演を重ねている。 2011年より毎年霧島国際音楽祭にも登場している。また、2012年に続き、2015年1月に再びクロアチア放送交響楽団の定期公演(ザグレブ)に出演し、現地で好評を博した。
海老原光オフィシャル・ホームページ http://www.hikaru-ebihara.jp


曲目の紹介
チャイコフスキー/幻想序曲『ロミオとジュリエット』
シェイクスピアの傑作悲劇『ロミオとジュリエット』を題材に、チャイコフスキーが作曲した演奏会用の序曲です。約20分の作品の中にそのドラマティックなストーリーが見事に表現され、チャイコフスキーの初期の作品の中では最も広く親しまれている曲のひとつとなっています。荘重な序奏で始まり、仇同士の両家の争い、甘美な愛の調べと、次々に場面が展開しクライマックスへと向かっていきます。胸に迫る感動の演奏をご期待ください。

リムスキー=コルサコフ/スペイン奇想曲
リムスキー=コルサコフは管弦楽法の大家として知られており、「スペイン奇想曲」は彼の熟達した技法を存分に味わうことができる作品です。5つの短い楽章から構成され、各曲の主題はスペインの民謡から採られています。当初はヴァイオリン協奏曲のようなスタイルにするつもりだったため、全編にわたり独奏ヴァイオリンが活躍します。また、その他にもクラリネットやフルート、ハープの独奏が活躍し、終曲のファンダンゴではカスタネットの先導による圧倒的な盛り上がりで幕を閉じます。

ラフマニノフ/交響曲第3番イ短調
1917年に起きたロシア革命の喧騒を避けるためラフマニノフは翌1918年に北欧を経由してアメリカに向かいますが、その後は祖国に戻ることなく1943年に69歳で没しました。アメリカではピアニストとしての活動が中心になり作曲家として残した作品は亡命後の25年間で僅か6曲のみですが、いずれも重要な作品ばかりです。その中の一つである交響曲第3番は、ラフマニノフ自らの指揮で録音も遺しているほど強い愛着を持っていたと言われている傑作です。

ザ・シンフォニカよりごあいさつ
ザ・シンフォニカは1986年、大学を卒業したての新米社会人と学生を中心に発足しました。30周年を越えた現在、メンバーの大半が職場や家庭で重要な役割を担う世代となり、時間的な制約が厳しくなる中、「良い音楽」への思いを強くし、何よりも「このオーケストラが好きだ」という気持ちで現在まで活動を続けてきました。 今回は海老原 光先生をお迎えし、チャイコフスキー、リムスキー=コルサコフ、ラフマニノフの作品に取り組みます。ひとりでも多くのお客様が、私どもと演奏を通して素敵な時間を共有してくださることを願いつつ、団員一同、練習に励んでいます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。


後の奏会
日付 演奏会 演奏会場 指揮者 曲目
2019年 7月15日 (月祝)
第66回定演 すみだトリフォニーホール キンボー・イシイ R. ワーグナー/L. マゼール編 言葉のない指環
(楽劇「ニーベルンクの指環」管弦楽のための抜粋)

前回演奏会情報
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