ザ・シンフォニカ 第70回定期演奏会

2021年 6月27日(日)14:00開演 (13:00開場)
サントリーホール 大ホール
キンボー・イシイ
Kimbo Ishii
ストラヴィンスキー:ハ調の交響曲
Igor Stravinsky(1882-1971): Symphony in C

ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
Igor Stravinsky(1882-1971): Circus Polka

サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調作品78「オルガン付き」 オルガン 小島弥寧子
Camille Saint-Saëns(1835-1921): Symphony No. 3 in C minor, op. 78 Mineko Kojima / organ
ケット価格
全席指定:2,500円
ケット取扱い
チケットぴあ 0570(02)9999 
サントリーホールチケットセンター 0570(55)0017 
チケットぴあ及びサントリーホールチケットセンターでは2021/5/28(金) 10:00より発売します。
2021/6/26(土)までの発売ですが予定枚数終了しだい発売終了となります。
ザ・シンフォニカ事務局では、チケットをお取り扱いしておりません。
チケットの当日売り及び当日預かりは行いません。
問い合わせ
ザ・シンフォニカ事務局

未就学児の客席へのご入場はご遠慮いただいております。
ソーシャルディスタンスを保つため、前後左右に空席を設けた配席となっております。
新型コロナウイルス感染拡大の予防に関する取り組みとお願いのご確認をお願いします。
ご来場前に、必ず当ホームページの最新情報をご確認ください。

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ごあいさつ
ザ・シンフォニカは1986年、大学を卒業したての新米社会人と学生を中心に発足しました。35周年を迎えた現在、メンバーの大半が職場や家庭で重要な役割を担う世代となり、時間的な制約が厳しくなる中、「良い音楽」への思いを強くし、何よりも「このオーケストラが好きだ」という気持ちで現在まで活動を続けてきました。 第70回の記念となる今回は、キンボー・イシイ先生を2年ぶりにお迎えし、ストラヴィンスキーとサン=サーンスの作品に取り組みます。ひとりでも多くのお客様が、私どもと演奏を通して素敵な時間を共有してくださることを願いつつ、団員一同、練習に励んでいます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。


揮者の
キンボー・イシイ(Kimbo Ishii)
ドイツ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州立劇場の音楽総監督。 幼少期を日本で過ごし、ヴァイオリンを風岡裕氏に学ぶ。12歳で渡欧、ウィーン市立音楽院にてヴァイオリンをワルター・バリリ、ピアノをゲトルッド・クーバセック各氏に師事。 1986年に渡米、ジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイ、ヒョー・カン各氏のもとで研鑽を積むが、左手の故障(局所性ジストニア)のためヴァイオリンを断念、指揮に転向する。 1993年、95年のタングルウッド音楽祭に奨学生として参加し、小澤征爾をはじめサイモン・ラトル等に師事。1995年、デンマークで開催されたニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで4位に入賞。 これまでに、ベルリン・コミッシェ・オーパー(KOB)首席カペルマイスター、マグデブルク劇場音楽総監督、大阪交響楽団首席客演指揮者などを歴任。また、ボストン響、ニューヨーク・フィルの定期演奏会をはじめ世界各地のオーケストラ、歌劇場に招かれる。 2010年、「第9回斎藤秀雄メモリアル基金賞」指揮者部門受賞。
公式サイト: https://www.kimboishii.com/


ルガン
小島弥寧子(Mineko Kojima)
公式サイト: http://minekokojima.com/


アノ
瀬尾久仁&加藤真一郎ピアノデュオ(SEO & KATO Piano Duo)
公式サイト: http://www.seokato.com/


曲目の紹介
ストラヴィンスキー:ハ調の交響曲
ストラヴィンスキーと言えば『春の祭典』に代表されるバレエ音楽が有名ですが、交響曲も5曲作曲しています。一つは初期の習作で、残りはいわゆる「新古典主義」時代に書かれました。『ハ調の交響曲』は、楽器編成、調性、楽曲形式などはハイドンやベートヴェンの交響曲を規範としながらも、彼らしい変則的なリズムと、不協和音の効果的使用により、古典的な伝統を現代に蘇らせるという「新古典主義」の理念を体現した集大成とも言える一曲です。

ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
『ハ調の交響曲』は1938年から40年に書かれましたが、この間欧州では第2次世界大戦が勃発したため、ストラヴィンスキーは1939年米国に亡命します。既に巨匠として知名度抜群の彼でしたが、生活費を稼ぐために映画音楽やバンド音楽も手掛けており、サーカス・ポルカは1942年にバーナム&ベイリーサーカスの50頭の象のダンス用に作曲されました。象が驚かない程度の変拍子や不協和音、そして名曲の引用など、ストラヴィンスキーの遊び心がうかがえます。

サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調作品78「オルガン付き」
没後100年のメモリアルイヤーとなる、フランスの作曲家サン=サーンスの作品です。この作品の特徴は、通常の交響曲とは違い2つの楽章から構成されること、「ディエス・イレ」に基づく循環主題、サン=サーンスが得意とした楽器であるオルガンとピアノを伴う編成であるということです。各楽章のイメージをまとめると、第1楽章はざわめきと静寂、第2楽章は躍動と壮麗と言えるでしょう。華麗な管弦楽と荘厳なオルガンによって、ドラマチックに展開していきます。


後の奏会
日付 演奏会 演奏会場 指揮者 曲目
2022年 1月30日(日)
第71回定演 すみだトリフォニーホール 飯守泰次郎 チャイコフスキー/イタリア奇想曲
メンデルスゾーン/交響曲第4番イ長調「イタリア」
チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調

前回演奏会情報
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