ザ・シンフォニカ 第73回定期演奏会

2023年 2月12日(日)13:30開演 (12:45開場)
すみだトリフォニーホール 大ホール
矢崎 彦太郎
Hikotaro Yazaki
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」序曲
Ludwig van Beethoven (1770-1827): Overture to the Opera "Fidelio"

ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調
Ludwig van Beethoven (1770-1827): Symphony No. 8 in F major

フランク:交響曲ニ短調
César Franck(1822-1890): Symphony in D minor
ケット価格
全席指定:2,500円
ケット取扱い
チケットぴあ Pコード 231-535
すみだトリフォニーホール 03-5608-1212
チケットぴあでは公演前日(2/11)の23:59までの発売です。
すみだトリフォニーチケットセンターでのチケット販売は、12月2日(金)~2月11日(土)となります。
ザ・シンフォニカ事務局では、チケットをお取り扱いしておりません。
チケットの当日売り及び当日預かりは行いません。
問い合わせ
ザ・シンフォニカ事務局

未就学児の客席へのご入場はご遠慮いただいております。
出演者へのお花・プレゼント等の差し入れ、終演後のご面会はご遠慮ください。
新型コロナウイルス感染拡大の予防に関する取り組みとお願いのご確認をお願いします。
ご来場前に、必ず当ホームページの最新情報をご確認ください。

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ごあいさつ
ザ・シンフォニカは1986年、大学を卒業したての社会人と学生を中心に発足しました。その後、実社会で起きたさまざまなできごとや変化を経験する中で、団員たちはいつも変わらぬ「いい音楽」への思いを大切にしながら、オーケストラ愛に満ちた活動を続けてきました。そして、音楽が人間のかけがえのない糧であることを、身にしみて感じています。 第73回を迎える今回は、矢崎彦太郎先生の真摯なご指導の下で、ベートーヴェン、フランクに取り組みます。ひとりでも多くのお客様が、私どもと演奏を通して素敵な時間を共有してくださることを願いつつ、団員一同、練習に励んでいます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。


揮者の
矢崎 彦太郎(Hikotaro Yazaki)
1947年東京生まれ。4才よりピアノを始め、上智大学数学科に学んだ後、同大学から東京芸術大学指揮科に再入学、金子登、渡邊暁雄、山田一雄各氏に指揮法を学んだ。 日本フィル指揮研究員として小澤征爾の助手を務めた後、東京ユース・シンフォニー・オーケストラのスイス演奏旅行に同行、公演後ヨーロッパ各地を移り住みながら、スワロフスキー、チェリビダッケなどに師事。 ブザンソン国際指揮者コンクールなどに入賞を果たし、1975年ボーンマス交響楽団皮切りに本格的に指揮活動を開始、BBC響などに招かれる。1979年よりパリに拠点を移す一方、同年には東京交響楽団定期を指揮し日本にも本格的なデビューを果たす。また、ダニエル・ルスュール作曲「オンディーヌ」の世界初演でオペラにも活動の場を広げて以来、ボルドー歌劇場、二期会、関西二期会にも招かれている。 これまでに、東京交響楽団指揮者、旧西ドイツホフ交響楽団(西独)音楽監督・首席指揮者、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団首席客演指揮者、バンコク交響楽団音楽監督・首席指揮者、ジャカルタのヌサンタラ交響楽団音楽監督などを歴任。 現在は、2010年よりバンコク・シルパコン・サマー・ミュージック・スクール・ミュージック・アドバイザー、2015年よりバンコク・プロムジカ・オーケストラ客演指揮者を務めている。 2000年フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエを、2008年には同オフィシエ勲章を受勲。2002年エクソンモービル音楽賞奨励賞を受賞。 パリ在住。


曲目の紹介
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」序曲
ベートーヴェン唯一のオペラ「フィデリオ」は1805年に作曲されましたが、当時のウィーンはナポレオン軍の占領下で騒然としており、初演は失敗に終わります。 その後ベートーヴェンはこのオペラを何度か改訂し、今回演奏する「フィデリオ」序曲は最終版上演に伴い1814年に作曲されました。その前に書かれた3つの序曲(「レオノーレ序曲」第1番〜第3番)に比べ軽快で幕開けにふさわしいことから、現在ではこれがオペラ本編の前に演奏されます。

ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調
交響曲第8番へ長調は、1814年2月に初演されました。(「フィデリオ」序曲の初演は同年5月。) 第7番と第9番「合唱付き」に挟まれ、スケールや人気はやや控えめな印象ですが、ベートーヴェン自身は自信作だったと言われています。 明るさとユーモア・遊び心に満ちた楽想や、意表をつく楽器の使い方が随所に見られます。終楽章のティンパニの独創的な使い方は、10年後の第9番第2楽章にもつながっていると言えそうです。

フランク:交響曲ニ短調
フランス近代音楽の父と評されるC.フランクは、オルガン奏者や音楽教師として弟子に慕われていましたが、作曲家としては遅咲きでした。晩年、弟子たちに勧められて作曲したのがこの交響曲で、ベルリオーズ「幻想交響曲」、サン=サーンス交響曲第3番などと並んでフランスの交響曲の代表作と言われています。循環形式と呼ばれる同じ旋律を各楽章に組み込む手法も共通していますが、彼独自のアイディアが詰まった魅力的な作品です。


後の奏会
日付 演奏会 演奏会場 指揮者 曲目
2023年 6月18日(日)
第74回定演 ミューザ川崎シンフォニーホール キンボー・イシイ ボロディン/交響曲第2番 ロ短調
ラフマニノフ/交響曲第2番 ホ短調
2024年 1月14日(日)
第75回定演 ミューザ川崎シンフォニーホール 海老原光

前回演奏会情報
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