ザ・シンフォニカ 第75回定期演奏会

2024年1月14日(日)13:30開演 (12:45開場)
ミューザ川崎 シンフォニーホール
海老原 光
Hikaru Ebihara
エルガー:序曲「コケイン」
Edward Elgar(1857-1934): Cockaigne, a concert overture. Op.40

ブリテン:『ピーター・グライムズ』から「4つの海の間奏曲」
Benjamin Britten(1913-1976): Four Sea Interludes from the Opera Peter Grimes

ウォルトン:交響曲第1番
William Walton(1902-1983): Symphony No.1

* 2023年8月15日に逝去された飯守泰次郎先生に感謝し、プログラムに先立ちエルガーの『エニグマ変奏曲』よりニムロッドを追悼演奏いたしました。
ケット価格
全席指定:2,500円
ケット取扱い
販売期間:2023/11/3(金) 00:00 〜 2024/1/14(日)
(←クリックするとteketサイトの本公演のページが開きます。)
teket(テケト)は、パソコン、スマートフォンで購入できる電子チケットです。
メールでチケットのPDFが送付されますので、演奏会当日は、スマートフォンの画面、または印刷したPDFチケットを、入口にてご提示ください。(teketのご利用方法)

ザ・シンフォニカ事務局では、チケットをお取り扱いしておりません。
問い合わせ
ザ・シンフォニカ事務局

未就学児の客席へのご入場はご遠慮いただいております。
出演者へのお花・プレゼント等の差し入れはご遠慮ください。

上記画像をクリックすると、チラシ表面を表示できます。
こちらからチラシ裏面を表示できます。

ごあいさつ
ザ・シンフォニカは1986年、大学を卒業したての社会人と学生を中心に発足しました。その後、実社会で起きたさまざまなできごとや変化を経験する中で、団員たちはいつも変わらぬ「いい音楽」への思いを大切にしながら、オーケストラ愛に満ちた活動を続けてきました。そして、音楽が人間のかけがえのない糧であることを、身にしみて感じています。
第75回を迎える今回は、海老原 光先生の真摯なご指導の下で、エルガー、ブリテン、ウォルトンに取り組みます。ひとりでも多くのお客様が、私どもと演奏を通して素敵な時間を共有してくださることを願いつつ、団員一同、練習に励んでいます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。


揮者の
海老原 光(Hikaru Ebihara)
鹿児島生まれ。鹿児島ラ・サール中学校・高等学校、東京芸術大学を卒業、同大学院修了。その後、ハンガリー国立歌劇場にて研鑽を積む。指揮を小林研一郎、高階正光、コヴァーチ・ヤーノシュの各氏に師事。 2007年ロブロ・フォン・マタチッチ国際指揮者コンクールで第3位、2009年ニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで第6位入賞。2010年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールでは審査員特別賞を受賞。 これまでに、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、読売日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団、九州交響楽団、ほかを指揮し、客演を重ねる。 2011年より毎年霧島国際音楽祭に登場している。2012年、2015年にはクロアチア放送交響楽団の定期公演(ザグレブ)に出演、また2019年にはゲデレー交響楽団(ハンガリー)に客演し、好評を博した。
オフィシャル・ホームページ:http://www.hikaru-ebihara.jp


曲目の紹介
エルガー:序曲「コケイン」
行進曲「威風堂々」や「愛の挨拶」などがよく知られるエドワード・エルガーですが、意外にも作曲家としての下積み期間は長く、「エニグマ変奏曲」でようやく名声を得たのは42歳の時でした。演奏会用序曲「コケイン」はその2年後、「威風堂々」第1番とほぼ同時期に書かれました。ちなみに「コケイン」とはロンドンの下町のことを指す言葉であり、そんな下町の賑やかな様子がエルガーの巧みな管弦楽法によって描写されています。

ブリテン:『ピーター・グライムズ』から「4つの海の間奏曲」
英国を代表する作曲家ブリテンが彼の2作目のオペラとなる『ピーター・グライムズ』を完成させたのは1945年のことで、初演は大成功。彼はオペラの6曲の間奏曲のうち4つをオーケストラの演奏会用にアレンジしました。4つの間奏曲にはそれぞれ、「夜明け」「日曜の朝」「月の光」「嵐」というタイトルが付けられていて、オペラの舞台となった英国東海岸の漁村が面する北海の恵みの豊かさと厳しさの両面が描かれた素晴らしい作品です。

ウォルトン:交響曲第1番
ブリテンやヴォーン・ウィリアムズとともに20世紀の英国音楽を代表するウォルトン。1935年に完成したこの曲は、エルガーの流れを汲むロマン的な壮大さと抒情に加え、ジャズや同時代の様々な作曲家の影響を、新鮮で独創的な響きへと昇華させた傑作です。「苦悩から歓喜へ」というおなじみの構成に、ウォルトン自身の恋愛体験や20世紀前半の欧州に漂う不穏さが反映された、聴き応えのあるシンフォニーと言えるでしょう。


後の奏会
日付 演奏会 演奏会場 指揮者 曲目
2024年 6月30日(日)
第76回定演 すみだトリフォニーホール 三石精一 ブラームス:大学祝典序曲
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
ブラームス:交響曲第1番ハ短調
2025年 1月25日(土)
第77回定演 ミューザ川崎シンフォニーホール 矢崎彦太郎
2025年 6月28日(土)
第78回定演 すみだトリフォニーホール

前回演奏会情報
ザ・シンフォニカのページへ
メール送信